手料理をふるまうのは二度目だ。一度目は、相手の好きな物とか、腕前を見てほしいとか、いろんな想いが混ざった品揃えとなった。きょうは究極的に簡素な一品を。サイドメニューなふりをして気持ちは勝負皿。季節の野菜、蕪を焼いた。手間も味つけもシンプルな料理に、どんな反応をするだろう。この質素な滋味を、美味しいと感じるだろうか。もしかして気づかぬうちに試すようなことしている? 自分は好きだけど、そっちはどうよって。結果は同意。解っていた気もする。もう少し静かに迷っていたかったけれど、この恋このままどんどん進めるよ。
作り方
① 蕪は、葉の部分を少しだけ残し、蕪の大きさに合わせ4~6つ割りに。※葉の付け根に土が残っていることがあるのでよく洗う。
② 蕪に美味しい塩(だし塩や岩塩など)少々をふりかける。オリーブオイルも適量(蕪2個に対し小さじ1程度)まわしかけ、まんべんなくなじませる。
③ 耐熱皿に蕪を並べ、200度のオーブンで20~30分焼く。※主にオーブンの下段で焼き、焦げ目が足らなければ最後の数分上段にうつす。
※オーブンでなく魚焼きグリルで焼くこともできます。弱火で10分程度。焦げすぎないよう途中で向きをかえてください。
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