誕生日に会えなかった。あっちには優先すべきことがあったのだから仕方ない。そんなことで拗ねる年齢でもない。「歳をとるの、少し待っていてもらえませんか」ウィットのきいたメッセージに笑顔をもらった。タイミングのずれた晩餐は、おだやかで温かく、祝杯をあげることすら忘れてしまった。大切な人を大切に思っている、二度とやってこない今この時間。短い旬を濃厚にとじこめた一皿を味わう。分かち合う。
作り方
① 蕪は皮をむき、食べやすいサイズのくし切りにする。だし塩(なければ塩)と黒胡椒を適量まんべんなく、ふっておく。
② 耐熱皿にオリーブオイルを少量ひき、①の蕪を並べ、蕪の上からもオリーブオイルを少量たらす。
③ 200度のオーブンで20~25分焼く。
④ 残り8分くらいのタイミングで一度とりだし、空豆(サヤから出し丸い部分に1㎝くらい切り込みをいれておいたもの)を蕪の隙間に適量いれ、再びオーブンで焼く。
※焼き時間は、火の通りや焦げ目などみて調整してください。
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