すごく高尚な話も思いきり下らない話も、どちらも真剣にできる間柄がいい。今日は話のトリガーが仕込んである。竹輪の磯部揚げだ。衣と練物が重なったフニッとした食感、青海苔のノスタルジックな香り。この食い物には、大人の無邪気を呼びおこす力がある。いつもよりオーバーアクションで学生時代の若気の至りエピソードを話され、気づく。当たり前だけれど別々の青春があったこと。そして、性格はそうそう変わらないこと。
作り方
① 小麦粉(大さじ1)・片栗粉(大さじ1/2)・青のり(大さじ1/2)・塩(ひとつまみ)をボールに入れ、水(大さじ1.5)を加えたら混ぜ合わせ衣をつくる。
② 竹輪(2本)を7㎜幅程度の斜め切りにし、①の衣にいれ絡める。
③ 小さなフライパンに油(大さじ1.5)をいれ熱し、竹輪を両面こんがり衣がカリッとするまで焼く。すぐに色づきやすいので、油を熱したら、竹輪をいれる前に弱火にするのがポイント。
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