美術館を出ると、容赦ない陽ざしが待っていた。猛暑の中を歩きまわれるほど二人は若くない。うちで食べる? 決断は早い。おいしい豆腐を仕入れたから、さっぱり系を想像しているな。ここは裏切って、がつんといこう。涼しい部屋の中でも、汗がふきでるようなピリ辛鍋。でも、ただ刺激的なだけじゃなく、トマトで旨味と円やかさを加えてみる。その汗、きらいじゃない。まだシャワーあびなくていいよ。
作り方
① そのまま食卓にだせる鍋にゴマ油を適量いれ熱し、キムチ(50g)をさっと炒める。
② だし汁150cc(水+顆粒だしでOK)を①に加え、大きめの一口大に切った豆腐(半丁分)と、冷凍アサリ(30g)、石づきをとったキノコ(えのきだけ、しめじなど50g程度)をほぐし入れ、ひと煮立ちさせる。
③ コチジャン小さじ1を溶かしいれる。
④ 湯剥きしてカットしたトマト(1個分)を鍋に加えたら、中央に卵を割り入れる。
⑤ 鍋に蓋をして、卵の白身だけに火が入る程度に煮込めば、できあがり。
※途中でスープの味をみて、醤油かコチジャンで整える。
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